ヒラヒダリマキマイマイ(ミヤマヒダリマキマイマイ)
軟体動物門 腹足綱 柄眼目 ナンバンマイマイ科 殻径約40mm
軟体部はオレンジ色がかった明るい色でした。
大型で軟体部も「もっちり」とした感じ。
「ミカワマイマイ」同様に成長脈が荒々しくて目立つ。
最初に見付けた時、新鮮な死殻かと思った。
殻口の写真を撮ろうと思ってひっくり返したら生貝でした(^^) 臍孔は大きい。
愛知県(とその周辺)は地質形成上の歴史の関連からか大型マイマイ類の空白地帯となっており、「イセノナミマイマイ」以外では本種と「ミカワマイマイ」が唯一といってもよい大型種ですが、どちらも生息地が限られていたり生息数自体も少くて、普段一般人が目にする機会はほとんど無いと思われます。 本種の生息には「ミカワマイマイ」同様に湿潤な環境と隠れ家が必須だと思われるため、活動中の個体を狙って出会うことはかなり難しいと予感はしていましたが、狙いがバッチリ当たって(単なるビギナーズラック?)1回目の探索で出会うことができました。 |