ishida式の沖縄の旅の最終日
(その7)です。
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----2016年8月6日(土)-----
沖縄旅行の7日目、いよいよ旅の最終日です。
朝食後、お世話になった素泊まり民宿「かめかめ」のご夫婦にお別れとお礼をして、南部に向けて出発です。
フライトは午後4時50分の予定なので、ゆっくり観光しながら那覇方面に向かいます。
今帰仁じゅーしーとお稲荷さんで朝ごはん。(左) 流し台の壁に｢リュウキュウカジカガエル(？)｣。(右)
本当は諸志売店のご主人に教えてもらった展望ポイントと、本部半島先端を巡って名護に向かうつもりだったのに、ナビの指示する最短コースで許田の道の駅まで行ってしまいました。
道の駅も、時間が早すぎてまだお店も開いていないし(^^;
今帰仁のほうに大きな入道雲。(左) ｢道の駅 許田｣から、名護湾。(右)
第一の目的地「ブセナ海中公園」までも(沖縄って、距離感がよく分からなくて)思ったより近かったので、開場前に到着してしまいました。
まだ誰もいない海岸を散策したりするのも楽しいけど(^^)。
ブセナ海中公園のビーチ。
ハマヒルガオと感じが違うと思ったら｢グンバイヒルガオ｣でした。
窓口が開くのと同時に｢グラス底ボートと海中展望塔セット券｣を購入し、可愛い場内バスに乗ってグラス底ボート乗り場へ向かいます。
ボート乗り場前の海。透明度が高い。
スーパーホエール1号(黒)に乗り込みます。(左) 海中展望塔から｢アカヒメジ｣。生きている時は黄色。(右)
グラス底ボートの説明によると、現時点では今年は台風の接近が少なくて、海水温が高いままの状態が続いているためサンゴの白化が進んでいるとのことで、今帰仁でもそうでしたが白くなった枝サンゴが散見されました。
古宇利島のおばあも言っていましたが、台風が過ぎるとすごしやすくなるというのは、人間だけではないんですね。
海中展望塔前から見る名護市街。荒れてます。(左) 周辺も、晴れているのに局地的豪雨。(右)
海中展望塔から出ると、怪しげだった名護方面の空は激しい雨に見舞われている様子です。
周辺にも局地的な雨雲が立ち上がっているのが見え、徐々に雨雲が負い掛けて来ているみたい。
徐々に雲が増えてきました。
グラス底ボート、1号も2号ともフル回転。(左) 風が強まってきて、波立つ海面。(右)
ひとしきり楽しんで、次の目的地は奥さんの気になる｢サーターアンダギー｣のお店へ。
恩納村の市内にある｢三矢本舗｣で、出来たてほやほやのサーターアンダギー各種をお土産に購入(すごい量なんだけど大丈夫？？)その場で食べる分もおまけに頂いちゃいました。
時間帯が変なので、次の目的地でのトロピカルフルーツてんこ盛り計画はキャンセルし、次の目的地の「道の駅 かでな｣へと向かいます。
道の駅に到着し、駐車場に車から下りた瞬間、すぐ後ろから米軍の巨大な輸送機が離陸してゆきました…これが嘉手納基地ですね。
ここは、道の駅としては珍しく４階建てであるだけでなく、展望フロアから｢米軍嘉手納基地｣の内部が見渡せちゃいます。(通常は基地に面した場所にこのような高さの建物を作ることは出来ず、特別な許可があったようです)
ちょうどお昼時ですから、道の駅の｢ロータリーレストラン｣で｢タコライス｣をいただきます。
初体験の｢タコライス｣。(左) レストランからも滑走路が見える。RC-135電子偵察機。(右)
食事の後は、大人も子供もわいわいがやがやと賑やかな外国人観光客の団体に混じって展望フロアで飛行場を眺めます。
見ている間にはそれほど離着陸はありませんでしたが、ミサイル探知が任務と思われるRC-135電子偵察機が誘導路を移動しているのが見えました。
これも北朝鮮のミサイル発射などの動きを受けての対応でしょうか、どう見ても海兵隊の攻撃ヘリAH-1W(スーパーコブラ)が離発着していたり、常駐していないFA-18ホーネット(これもうっすら｢US
MARINE｣と見える)も飛来していました。
普天間の海兵隊を嘉手納基地に移転して空軍と海兵隊が共同使用するのは出来ないなどと言っていながら、実際にはやってるじゃん…。
海兵隊仕様のAH-1Wスーパーコブラ。
これも海兵隊のFA-18ホーネット。胴体にターゲテイング・ポッドと呼ぶカメラを装着しているのは監視目的？
7日間お供をしてくれたニッサンマーチ。内装はチープだが、T社の同クラスより乗り味はしっかり感あり。
嘉手納の滞在時間が意外に長かったので、このまま沖縄北ICまで走って高速に乗り、真っ直ぐ那覇を目指すことにします。
土曜日の午後だからか、はたまた北部の車の少なさに慣れて違和感を感じるだけなのか、思ったよりも混雑する幹線道路を抜け、高速道路で一気に空港近くの日産レンタカー周辺に到着です。
隣のGSで満タンにして返却すると、あっさりしたくらいに簡単なチェックだけでOKなのは沖縄ならではのおおらかさ？
レンタカー会社からは、またまた貸し切りのマイクロバスの送迎で、空港に降り立ちました。
時間の余裕もあるので、搭乗手続きを済ませたらぶらぶら。
帰りはスカイマーク便なので一抹の不安ありでしたが、他のLCCと違ってチェックインカウンターはメインの旅客ターミナル(の外れ)です。
でも、手続き後にボードを見たら、SKY558便の16:50発予定がいきなり40分遅れの表示になっていたのは想定の範囲内(^^;
LCCは折り返し運行なので午後便は遅れるのが当たり前。帰りの電車の時間は余裕を持って考えましょう、というのがishida式の(数少ない)経験則です。
空港での時間をもてあますことはなく、お土産屋さんを覗いたり、デザートを食べたり(でも、沖縄っぽいデザートメニュはどこのお店にもなくて、期待していた｢トロピカルフルーツてんこ盛り｣は味わえず残念)、離発着する飛行機を眺めたりするのも楽しいんです。
JTAのB737ジンベイザメ仕様。
1時間ほどの遅れで到着。B737は小型の機体ながら、乗降の速さには感心した。
結局再度遅れのアナウンスがあって55分遅れの17:45予定となりましたが、出発予定時間の17：45に対して、17：10にやっとボーディングブリッジが接続され、その後、往路のお客さんが下り始めました。
17：25頃にやっと搭乗が始まりましたが、これで予定通り飛べるんか？という疑問が…
でも、驚いたことにお年寄りや子供、介助が必要な人から始まって、窓側の客とそのお連れ、最後にその他…の順に手際よく搭乗したら、ちゃんと17：55には機体が空に浮かんでました。
ちょうど本部半島がしっかり見えました。上が伊江島、右が古宇利島。
ちょうど良い角度でした。(左) 細い月。奥さん曰く｢まだ元気にはしゃいでるのはお父さんだけだね。｣(右)
離陸後、沖縄本島に沿って北上するSKY558便の窓からは、滞在していた本部半島もちょうど綺麗に見えました。
ああ、｢今度は辺戸岬が見えるよ」とか、｢ああ、沖永良部島だね…｣なんて言っていると、奥さんが「まだこんなに元気にはしゃいでるのはお父さんだけだね。」って笑って言います。
確かに、他の乗客達は窓を閉めたり、目を閉じたりしている人が大半でした(^^;
十分に沖縄でエネルギー補給したんだから当たり前じゃん、空の残照が消える頃にはishidaも静かになると思うけどね…
セントレアに向けて下降。何箇所も花火が見えた。(左) 電車の時間も余裕なので、腹ごしらえして帰ります。(右)
セントレアには20時前に到着でき、手荷物だけなので身軽に帰れるし時間も余裕なので軽いお食事。
夏休みもあと1日で、月曜日からは普段の生活に戻りますが、今回の旅で1年分くらいのおかずになりそうですね。
ただし、生き物との出会いという面では、やや期待に満たない感があったのは否めません。
（また1年以内に行くと思うけど。)
------ 沖縄旅行 また来年(？) -----