ishida式の鳥海山(象潟口)登山
2011年8月3日(水) せっかくの鳥海山、もう少し味わいます。
-------------------------鳥海山(矢島口)登山の続編です。------------------------ 前日、矢島口から頂上御室に宿泊して往復しただけでは、いわゆる西鳥海エリアを見残した感が強い気がしました。特に、鳥の海(鳥海湖)は是非とも見たかった。 そこで、近隣に宿泊することとして、「湯ノ台温泉」に宿泊し、天候次第でもう一度、今度は象潟口(鉾立登山口)から、御浜〜鳥の海周辺を歩いてみようと考えました。
湯ノ台温泉「鶴泉荘」に宿泊し、翌朝は朝ご飯おかわりしてからチェックアウト、鳥海ブルーラインから象潟口の鉾立登山口を目指します。
しかし、地図には水場の表示があるのに、どこだか判りません。 登山口で登山者カードに記入し、いよいよ(鳥の海目指して)登山開始です。
奈曽渓谷を望む。登山道は尾根の右側を行く。(左) 暫くは渓谷の崖の縁近くを行きます。(右)
道はしばらくは奈曽渓谷の断崖の縁を進み、尾根伝いに右方向へ回り込んでゆくと広い平原状の台地「賽の河原」の末端に出ます。
御浜神社前に出ると、その先のカルデラ内に「鳥の海(鳥海湖)」が見えます。 残念ながら、頭上をガスが覆ってしまい、山頂方向は見えませんでしたが、周囲も植生ががらりと変わってお花畑となり、その先にガスに見え隠れする鳥の海と溶岩ドームの「鍋森」がアクセントを添えています。 ![]() 御浜から鳥の海(鳥海湖)。
しばらく鳥の海の眺めを楽しんだ後、扇子森から御田ヶ原分岐〜鳥の海を巡って賽の河原へ戻るルートで周回しました。 特に、この西鳥海エリアから見る山頂部は、伸びやかで眺めが良さそうだなあ(今回はガスが恨めしいですが)という印象でした。 扇子森への登りから御浜神社を振り返る。
しかし、平日とはいえメインの登山ルートを外れるとほとんど人に出会いません。
道なりに笙ヶ岳(長坂道)方向へ行かず、右に分岐します。
河原宿(湯ノ台口にある山小屋と紛らわしいが、別の場所)の分岐方向へ。(右)
何故か左の稜線の方からも人がぞろぞろ降りてきました。
よく見ると(写真では判りませんが)薄い踏み跡がありました。
賽の河原まで戻ると、後は鉾立への道を往路とは逆に下ってゆきます。
連続で鳥海山を堪能したわけですが、もう一度、今度はもっと雪のある時期に(欲を言えば雲の少ない日に)来てみたいと思いました。
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