トノサマガエル
両生網 無尾目 アカガエル科 体長80mm前後
シャープな顔つきと大きな眼、長い後脚が際立ちます。
シャープな鼻先と頭部の幅に対して眼の占める割合が大きい。
これまで見た中で一番大きいと思った個体は体長100mm近くあった。
緑色の面積が広い個体。
黄色っぽい色合いは婚姻色のようです。
未成熟な個体ですが、頭でっかちで短足に見えるので「ナゴヤダルマガエル」と紛らわしい。
本土に棲む在来のカエルの中では「ヒキガエル」に次ぐ大きさのカエルであることからカエル界の「殿様」という意味合いで命名されたようです。 自分も含めて多くの人がイメージするカエルといえば本種かアマガエルだと思うので、まさにカエル界の代表選手といっても良いほど一般的なものだと思います。 「ダルマガエル」と呼ばれる種の場合、名前のように体に対して後脚が短くて、しゃがんだ状態で後脚の足指が鼓膜に達しないとのことですが、「トノサマガエル」でも必ずしも足指が鼓膜に達しているかどいうとそうでもないように見えます。 |