ニホントカゲ(ヒガシニホントカゲ)
爬虫網 有鱗目 トカゲ科 体長約250mm
「カナヘビ」と比べて太くて艶がある。
穴に逃げ込んだ後で、そっと外を伺う。
尾が鮮やかな青で背面が黒・明褐色のストライプの幼体。
体の模様は隠蔽に効果があっり、天敵に対して尾を目立たせる効果を狙っている?
成長に従って尾の青さは消失し、黒っぽくなります。
十分に成長した成体はかなり重量感がある。
成熟した個体は頭が大きく、頬がピンクになっているのは婚姻色のようです。
かつては日本全土で普通に見られるトカゲといわれていましたが、近年では西日本と東日本、伊豆半島と、地域的に3種に分離されたとのことです。 全長は最大で250mmほどになり、「カナヘビ」に比べると尾の比率が少なめなので、成体の印象としてはかなり太くて短い印象ですが、相対的に短足な印象です。 同所的に生息する「ニホンカナヘビ」に比べて用心深く、石や落ち葉の下、穴の中などに逃げ込む傾向が強く、太くて短足な体型もあってか木や植物上に登ることはなく、ほぼ地上だけで暮らすようです。 |