スタアンズギセル

軟体動物門 腹足綱 マイマイ目 キセルガイ科

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全体的にストレートな殻形状がカッコいい。

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樹上生活のためか、殻表面はすり減っていなくてとても新鮮。

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この個体は殻口は反っているが、螺搭の層数がちょっと少なめ。

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未成熟なもの2匹と、右上はツヤノミギセル?。

八重山諸島の西表島・石垣島に生息する殻高25mmほどとやや大型のキセルガイの一種で、「スターンズギセル」とも表記され、命名は研究者のFredrick Stearnsに献名されているとのことです。

殻表は全体的に濃い茶褐色で軟体部も黒っぽく、個人的にはストレートな円錐形の殻形状もカッコイイという印象です。

腐朽木が好みのようで、ちょうど良い具合に腐った枯れ木に成貝や幼貝含めて多数の本種が群がっているのを見付けましたが、同じ森の中でも他の場所では全く見掛けなかったので、生息環境の好みには意外にうるさいのかもしれません。