オオカサマイマイ

軟体動物門 腹足網 柄眼目 カサマイマイ科 殻径約25mm

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段差やくびれの無い平滑な殻を持っている。

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薄っぺら(^^)

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周縁部は竜骨状で尖っている。

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仲良く朽木に生えた菌類を食べている。

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好みの朽ち木には多数が同時に見られた。

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薄さを生かして樹皮の下に潜り込んでいる。

「オオカサマイマイ」は「カサマイマイ科」という小さなグループに属し、九州南部から沖縄諸島にかけて生息する特異な形状のカタツムリです
殻は高さの無い平滑な形状で周縁部が尖っており、縫合部も段差やくびれの無い円盤投げの円盤の様な形状をしています。
これは樹皮の下などに潜り込みやすくするための適応のようで、実際に朽木の樹皮の下などに潜り込んでいるところが見られます。

生息地での個体数は多く、主に朽ち木や地上で活動しているところが見られますが、特に朽ち木に生える菌類やキノコなどが好物のようです。