キュウシュウシロマイマイ

軟体動物門 腹足網 柄眼目 オナジマイマイ科 殻径約14mm

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岩場に貼り付いていた成熟個体。

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葉裏で見付けたもの。これは底面に薄い色帯があるタイプ?

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早朝の草地で見付けた活動中の個体。軟体部と殻の白さが際立つ。

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螺高はやや高めです。

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主に中国地方西部から九州北部にかけての地域と対馬に生息するオトメマイマイ属の中型のカタツムリです。

九州の石灰岩地帯に行けばけっこう普通に見られると思っていたのですが、2023年の九州遠征では猛暑や南岸の台風6号の影響で予定が狂ってしまい、目的地を次々変更したため夜の探索がほとんどできませんでした。
それでも、昼間のうちに当たりを付けるために歩き回って休眠中の2〜3個体と、早朝に活動中の1個体に出会うことができました。

いわゆる「オトメマイマイ属」のカタツムリらしい白くて滑らかな軟体部と、真っ白い殻を持ち、とてもきれいなカタツムリでした。