ベニゴマオカタニシ
軟体動物門 腹足網 基眼目 ゴマオカタニシ科 殻径約1.8mm 殻長約2.5mm
普段はこのように石灰岩の表面に貼り付いて休眠している。
乾燥して白っぽく見える部分と鮮やかな紅色の部分との違いは、他の個体に舐められたかどうかの差のようにも見える?
体が小さいわりに思ったよりも移動速度は速い。
よく見られる殻の舐め合い。
新記録?の団子4兄弟(^^)
殻の高さが2mm強ほどときわめて小型の陸貝で、ヤマタニシの仲間のように革質の蓋を持っているらしいのですが小さすぎて目視ではよくわかりません。 栃木県から西の本州、四国、大分、山口にかけて局地的に分布するとのことですが、東海地方では愛知県東部から静岡県西部に分布する石灰岩地帯だけに生息しているとのことです。 晴天時には石灰岩の表面の窪みなどに貼り付いており、雨天時などに岩の表面が濡れると活発に動き回るようです。 実は最初に石巻山へ撮影に出かけた際、休眠している他の陸貝を撮影して自宅で画像確認したら、周囲に本種が群れているのを発見しました…現地では老眼+薄暗い環境で全く見えていなかった(^^; |