アズキガイ

軟体動物門 腹足綱 新生腹足目 アズキガイ科

azuikigai_P8268191.jpg - 91,894Bytes
新鮮個体は殻が小豆色でキレイです。

azuikigai_P8268296.jpg - 89,578Bytes
ヤマタニシやヤマキサゴとよく似た顔付き。触角の根元に目がある。

azuikigai_P8268182.jpg - 79,721Bytes

azuikigai_P8268157.jpg - 96,104Bytes
けっこう集団でまとまって生息しています。

azuikigai_P8268153.jpg - 97,153Bytes
顔付きはヤマタニシとよく似ていますが、恥ずかしがり屋さんなのかこれ以上は露出しません(^^)

azuikigai_P8268150.jpg - 120,148Bytes
周囲にある小さなラグビーボール状のものは本種の糞です。

azuikigai_P8268145.jpg - 89,196Bytes
この個体はかなり摩耗して殻の表面は白くなっています。

azuikigai_P8268125.jpg - 79,966Bytes
革質の丸い蓋を持っています。殻口の切れ込みも特徴的です。

殻長10mmほどの細長い小豆色の殻を持つヤマタニシ型(殻口に蓋があり、触角が1対、目は触角の付け根にある)のカタツムリです。
本種は色と大きさから「小豆」にちなんだ命名ですが、微小な貝の中にはその大きさから「胡麻貝」「黍貝」「芥子貝」などの名前を持つ者たちもいます。

殻は基本的に赤みがかった「小豆色」ですが、本種の場合も他の種と同様に老成すると殻表の摩耗によって白っぽくなってしまします。
軟体部は黒く、ヤマタニシのような革質の蓋を持っています。
主に落ち葉の堆積した場所に生息し、周辺を良く見るとラグビーボール状でゴマ粒大の粒がたくさん見られます。
実際に観察したところでは、他のくねくねと長い糞をするカタツムリとは違って本種はこの様な形の糞をすることが判りました(^^)