アラモトサワガニ
節足動物門 エビ網 エビ目(十脚目) サワガニ科 甲幅20〜30mm
やんばるの渓流で初めて出会ったオス。背甲はかなりザラザラです。
サイズ的には本土の「サワガニ」と同等ですが、ハサミの可動指はかなり短かめです。
上のオスと一緒の石の下にいたメス。繁殖行動のお邪魔をしてしまったかも…
今帰仁村で見た個体(オス)。
ちょっと失礼してお腹を見せてもらいました。ふんどしの幅が狭いのがオス。
夜の渓流を歩いていた子ガニ。
沖縄本島に分布するサワガニのなかで最も水辺に依存して暮らす種ですが、かなり普通に分布していて、やんばるの渓流から、海際の森に囲まれたちょっとした流れがあるような場所まで生息しているようです。 本土の「サワガニ」とサイズや背甲の形状は似ていますが、背甲は赤みの少ない茶褐色で全体にザラザラした顆粒や横条に覆われ、前側縁は中盤で内側に入り込むように曲がっており、脚もザラザラで剛毛が多い気がします。 ishida式では、本種が沖縄で出会った最初のサワガニでした(^^)。 |