ヤマサナエ 

トンボ目 サナエトンボ科  体長70mm前後

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配色は典型的な「サナエトンボ」という感じです。

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なかなか胸部側面の模様をはっきり撮影できない(^^;

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この個体は腹部第8節の背中部の黄色紋が消失している。

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胸部前面の前肩紋は鈍いL型で、前側角に前肩条があり、側面の黒条は平行に2本。

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腹部の各節と付属器の特徴。

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数少ないメスの写真。

本州〜九州に分布し、丘陵地〜山地の河川中・上流域生息する大型のサナエトンボです。
図鑑で見るとオスの体色は黄色みが薄くて、「タナベサナエ」のように青みがかっているように感じますが、ishidaが愛知県内で見たことがあるものは全てオニヤンマ的な「黄・黒」の体色でした。

胸部側面の黒条は平行に2本、胸部前面の前肩紋はL形で前肩条があるといった特徴は同属の「キイロサナエ」とよく似ており、生息域も重なっていますが、上付属器が切断状になっておらず、下付属器とほぼ同じ長さであることから本種としました。