タナベサナエ 

トンボ目 サナエトンボ科  体長45mm前後

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配色のパターンはいかにもサナエトンボだが、明色部は青白い。

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地上や低い位置の藪の上などにとまる傾向が強いように感じる。

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なかなか胸部側面の模様をはっきり撮影できない(^^;

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本種の上付属器は白く、内側に小さな突起がある。

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これまでとは違う場所で見付けたオス。

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上のオスと同じ場所で見付けたメス。

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本州中部以西〜九州に分布し、主に平地〜丘陵地の森に囲まれた湿地や緩やかな小川などに生息する小型のサナエトンボです。

同属の「オグマサナエ」とは生息域も近くてよく似ていますが、オスの明色部は黄色というよりやや青白色で胸部側面の黒条は1本、上付属器が白くて内側にごく小さな突起があることから本種としました。
サナエトンボ全般がそういう印象ですが、本種は特に地面や平面上、低い藪の表面などにとまる傾向が強く、どのシーンでも胸部側面をはっきり撮影できませんでした。

生息地では複数のオスを見掛けましたが、本種のメスの写真は撮れていません(^^;

---------------------- 2024.06.15 メスの写真を追加 -----------------------

別の場所でオスとメスをそれぞれ撮影できました(^^)
他種でもよくあることですが、オスとメスの体型が違うため、状況証拠がないとなかなか同定が難しいタイプのトンボですね(^^;