リュウキュウルリモントンボ 

トンボ目 モノサシトンボ科  体長50mm前後

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鮮やかな瑠璃色の体色の成熟オス。

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瑠璃色がやや薄い、ちょっとだけ未成熟(?)なオス。

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未成熟オスは異色型のメスのような黄色い体色。

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異色型のメス。

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成熟オスの顔。モノサシトンボ同様、目が離れていて愛嬌を感じる。

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成熟オス。前胸背の一対の紋が特徴的、

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異色型の成熟メス。前胸背の紋は、長いストライプ状になっている。

モノサシトンボ科に属する、やや大型のイトトンボです。
沖縄特産種のトンボのうちでは、移動性に乏しいためかどこでも見られるわけではなさそうですが、生息地はやんばるの山地だけでなく、わりと身近な小川やその周辺の林も含まれます。

全体的にモノサシトンボに似ていますが、名前の通りオスは鮮やかな瑠璃色の体色にワンポイントで腹端に黄色の注し色が入っているのがおしゃれです。
メスの体色は基本色が異色型で、黄色の体色に加え、オスで特徴的な前胸背の一対の紋は無く、前後に長いストライプ状の帯になっています。
また、今回は見られませんでしたが、オスに近い瑠璃色の体色になる同色型も出現するようです。
逆に、未成熟なオスは、あたかも異色型メスの様な黄色の体色です。

2017年の沖縄遠征第2回では、やんばるの林道脇の渓流などをうろついた際には出会えず、今帰仁村の小川の周辺の森の中で出会えました。
撮影に際しては激しい蚊の襲来いに遭い、シャツの上からも刺されてしまって難儀しました(^^;

-------------------------- 2019年6月 写真追加 ------------------------------

2019年の沖縄遠征では出現時期にうまく当たったのか、多くの本種に出合いました。
連結したペアにも出会えただけでなく、オスとよく似た体色の同色型のメスも見付けることが出来ましたが、直後に強いにわか雨に見舞われ、じっくり撮影ができませんでした(^^;

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異色型のメスとのペア。

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同色型のメスとのペア。(胸部背面はメス特有の模様)

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木漏れ日の自然光下で撮影できました。

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