オオハラビロトンボ 

トンボ目 トンボ科 体長約45mm

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赤い腹部は面積が広いため非常に目立つ。

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未熟なオス。

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未熟なオスの体色はメスのように見える。

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普段は接近しづらいトンボですが、夜の森で眠っていた個体はフラッシュを焚いても全く動きませんでした(^^)

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メスは「ハラビロトンボ」によく似ていますが、黒条が太め。

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九州南部から南西諸島にかけて生息する南方系の中型のトンボで、近縁な「ハラビロトンボ」よりも気持ち大きめな程度の中型のトンボです。
雌雄ともに未成熟な個体は「ハラビロトンボ」によく似た色合いですが、メスは成熟すると全体的に黒い部分がより目立ち、オスは成熟すると腹部が鮮やかな赤色に変化することで全く印象の違うトンボになります。
また、「ハラビロトンボ」のオスの場合は腹部先端に向かって次第に幅が狭くなってゆくのに対し、本種は第7〜8節辺りまでわりと太目な印象です。

西表島では「コフキショウジョウトンボ」と並んでよく目にするトンボの一つです。