ダビドサナエ 

トンボ目 サナエトンボ科  体長50mm前後

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オスの腹端の付属器は左右の間隔が狭く、腹端節の左右が突起状に張り出している。

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胸部前面の斑紋は同属の「クロサナエ」とそっくり。

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地上や低い位置の石の上などにとまる傾向が強いように感じる。

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低い位置にとまるので、なかなか胸部側面の模様をはっきり撮影できない(^^;

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「アサヒナカワトンボ」(左)と比べてやや大きい程度のサイズです。

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かなり青みが強い個体。

本州〜九州の河川中・上流域に生息するやや小型のサナエトンボで、一見すると同属の「クロサナエ」によく似ています。
本種の場合はオスの上付属器はストレートな形状で付属器の左右の間隔が狭くて腹端節(第10節)の側面に突起状の張り出しがありますが、「クロサナエ」の場合は腹端節側面には張り出しは無くて、上付属器の左右の間隔は広くて付け根付近に左右に突起が出ています。

転石の多い河川の中流域で、「ニホンカワトンボ」や「アサヒナカワトンボ」「ミヤマカワトンボ」などと同時に見られました。
本種に比べると「クロサナエ」はより河川の源流部に生息するとのことです。

まだメスの写真は撮れていません(^^;