オキナワルリボシカミキリ
甲虫目 カミキリムシ科 約10mm
このアングルだと何となく可愛らしい顔に見えます。
有名な美麗種で人気も高い「ルリボシカミキリ」とは全く別属で、普通なら「沖縄産のルリボシカミキリ」って思ってしまいそうな、ずいぶん紛らわしい名前です。
本種は元々「リュウキュウルリボシカミキリ」として、四国、九州、琉球諸島に分布するとされていました。そのうちの沖縄本島に分布するものが、亜種「オキナワルリボシカミキリ」として分離されたことから、更に紛らわしいことになっています。そのうえ写真の固体は斑紋が黄色いタイプですので、どこがルリボシ?って感じですね。一般的には基亜種の「リュウキュウルリボシカミキリ」も含めて、黒地に瑠璃色の文様があることからの命名です。
ノブドウなどをホストとするそうです。