ヒシモンナガタマムシ

昆虫綱 甲虫目 タマムシ科 体長約8mm

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濃い紫がかった体色に、微毛の有無で斑紋が現れている。

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背面の紋は「菱形」というよりも「スペード」のようにも見える(^^)

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意外に目が大きくて凛々しい感じに見える

いわゆる「タマムシ科」としては、真っ先に思い浮かぶ「タマムシ(ヤマトタマムシ)」や「ウバタマムシ」などの大型種はどちらかというと少数派で、実は本種が属する「ナガタマムシ属」や「チビタマムシ属」といった小型種が多数派を占めています

本種の場合、大半が体長10mmに満たないナガタマムシ属のなかでもわりと目立つ(といっても本種も体長8mm程度)ものの一つではないでしょうか。
紫がかった体色の背面には細かな微毛が生えており、微毛の無い部分が濃い紫色の菱形(というよりスペードのような形?)に見えることからの命名です。

非常に活動的でなかなか立ち止まらないうえに、危険を感じると「ポロリ」と落下したり飛び立ってしまったりすることが多く、暗いメタリックな体色も含めて撮影し辛い相手です。