ヘリグロベニカミキリ

甲虫目 カミキリムシ科  約18mm

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ベニカミキリ」はその名の通り、前胸部と前翅が紅色の美しいカミキリムシで、我が家周辺にはベニカミキリが食料とする竹林が多いため、ベニカミキリも頻繁に見かけます。

6月に茶臼山で昆虫撮影しながら歩いていたところ、葉の上にベニカミキリがとまっているのに出会いました。
その際は「何でこんな場所にいるのかな?」と思いましたが、写真を1枚撮る間にすぐに飛び去ってしまいました。
しかし、一回り大型なうえに翅には1対の黒紋があるなど、ちょっと違いを感じて調べたところ、「ヘリグロベニカミキリ」だと判りました。

一回り大きいこと、前胸部の周縁が黒いこと(命名の由来)、前翅に1対の黒紋があるなどの特徴があるとのことです。
ただ、前胸部の紋と同じように黒紋の発達度合いには個体差があるそうです。
個人的には、前胸部に生える毛が黒い(ベニカミキリは白い)のも特徴の一つとしてみた方が良いかもしれません。

こちらは幼虫が竹だけを食べるベニカミキリとは違って、イタヤカエデなど広範囲の樹木を食べるとのことです。