エリザハンミョウ
甲虫目 ハンミョウ科 11mm前後
平らで良く締まった細かな砂地を好むようです。
白い上唇が目立ちます。
クロヤマアリを捕食中。クロヤマアリ(体長約4mm)と比べても本種の小型さがよく判る。
交尾中のペア。
マウントしているが交尾に至っていないペア。
ハンミョウ、ニワハンミョウなどに比べると体長10mm程度とずっと小型で、ハンミョウを見付けるつもりでなければ知らずに通り過ぎてしまいそうです。 体色は暗緑色~銅鋼色とやや地味めですが斑紋は特徴的で、全体的に紋が細長くてくびれも大きくて唐草模様のように見えます。 真夏に出現し、7月下旬~8月中旬頃に交尾中のペアを見かけます。 他のハンミョウと同様、オスにマウントされたメスは受け入れる前にオス側の体力試験をするかのように頭を低くし、お尻を高く跳ね上げてオスを振り落とそうとします。 そんな交尾中の写真の撮影中、「なんか近くに車が止まったな」と思ったら、道に迷った人に道を尋ねられてしまいました(^^; ------------------------------- 2022.08 追記・写真追加 --------------------------- かつて2005~2007年にかけて本種を撮影していた場所では植生の遷移が進んでしまい、彼らに好みの環境ではなくなったため全く見られなくなってしまいました。 15年前とは違って、今ではネットで昆虫の画像を公開されている記事は多岐にわたりますが、本種の幼虫について言及されている物はあまりありません。 |
小型のハンミョウですが、特徴的な斑紋がけっこうお気に入りです。
わりと少数派と思う緑系体色の個体。
初めて見たエリザハンミョウの幼虫。本来の特徴なのかは不明だが、顔面がゴールドメタリック!?