ダンダラカッコウムシ
甲虫目 カッコウムシ科 体長8mm前後

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胸部のくびれた独特の体型と長い体毛が特徴的です。

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複眼と大顎が発達している。

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「ダンダラ」とは、独特の模様からの命名?

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何となく「ハンミョウ」を連想させる顔付き。

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体長はせいぜい6〜7mmの小型の甲虫ですが、前胸と中胸の間が強くくびれた独特の体型をしているのが特徴的です。
小柄ながらも大きな複眼と大顎を持ち、いかにも肉食性の昆虫という出で立ちです。
また、独特の体色だけでなく、体のわりに長い体毛が生えているのも特徴的で、ちょっと変わった風貌です。

いかにも捕食性と思わせる外見通り、に幼虫は松などの樹皮下でキクイムシの幼虫や成虫を捕食するとのことですが、成虫も捕食性なのかどうかは観察では判りませんでした。
東三河では3〜5月に植物上などで見られますが、本種自体の個体数はあまり多くないのか、出会う機会はあまりありません。
桜の花が咲くよりも一足早く3月上旬には姿を現すようで、蛹もしくは成虫で越冬しているのではないでしょうか。