オオキンカメムシ
半翅目 キンカメムシ科 23mm前後
とても大型で、まるで甲虫のカナブンのようです。
下面の赤紫色の体色もかなり目立ちます。
キンカメムシの仲間はマルカメムシ同様に胸部中央の「小盾板」が発達して背面全体を覆うように進化した一派です。翅は普段は小盾板の下に隠れていますが、空を飛ぶ際には両脇の隙間から展開して羽ばたくことができます。
初めて出会った「オオキンカメムシ」はその名の通り大型で、赤紫色の腹部を輝貸せて飛んでいる様は、オオセンチコガネかと思いました。
キンカメムシ科自体が南方系のものですが、オオキンカメムシは関東以南の海岸寄りに分布するものだそうです。たまたま静岡県の御前崎へ遊びに出掛け、海岸沿いの林を散策しているときに出会いました。