カタビロクサビウンカ
半翅目 ヨコバイ亜目 マルウンカ科 体長7mm前後
本当に「くさび型」の体型です。
地味な配色ですが、なかなか渋くてイカスと思う(^^)
マルウンカ科のウンカは、代表種の「マルウンカ」も含めてまん丸な体形をしたものが多く、テントウムシに擬態しているとも言われています。しかし、本種を含むマルウンカ科クサビウンカ亜科のものは横幅は広いものの肩の張ったクサビ状の体型をしています。本種はその中では丸みのある体形をしているほうですが、やはりテントウムシっぽくは見えません。彼らにとってはこの体形にどんな意味があるんでしょうか?
本種は普通種とされ、主にマツやスギなどの針葉樹をホストにしているとのことでishidaのフィールドではあまりお目にかかることがない部類です。