ナガレアブの一種(?)

双翅目 ナガレアブ科  約6mm

sigiabu_f1_4379.jpg - 97,080Bytes
一見した印象はどう見てもシギアブ科でしょ(^^;

sigiabu_f1_4365.jpg - 119,136Bytes
葉の表面をなめているようです。

sigiabu_f1_4377.jpg - 91,755Bytes

sigiabu_f1_4371.jpg - 102,839Bytes

sigiabu_f1_4370.jpg - 126,935Bytes

----------------- 2024.08.28 種の訂正と画像の追加・記載追加 -----------------

2007年7月に豊川市の山地で見付けたものですが、一見した印象は「シギアブ科」の昆虫だなと思って「シギアブの一種」として紹介していましたが、2024年になって「ハエハンドブック」(文一総合出版)を見ていて間違いに気づきました。
「ナガレアブ科」という分類群自体も初耳な感じでしたが、「サツマモンナガレアブ」という種の存在自体は知っていました(^^;

シギアブに印象がよく似ており、Wikipediaによれば実際に以前はまとめて「シギアブ科」に含まれていたとのことです。
いずれにしてもマイナーな分類群で、代表種として前述の「サツマモンナガレアブ」が上げられていますが、本種とは翅の紋や複眼の色が異なっており、結局は種不明なままなのには変わりがないという結果でした…

複眼が濃いブルーに輝いているのと、翅に明瞭な斑紋があるのが特徴的なので、種の同定は簡単かなと思ったのですが…(^^;

写真は複眼が大きくて額で接しているのと、腹端の様子から「オス」と思われます。
葉の上をせわしなく歩き回りながら、葉の表面をなめているようです。