ニトベナガハナアブ
双翅目 ハナアブ科 約18mm
ドロバチによく似た配色です。
前肢を上げて振るのはハチの触角を真似ているつもり?。
初夏から見られる、やや大型で目立つ配色のハナアブです。
黄色と黒の配色はドロバチなどのハチを思わせますが、「ハチモドキハナアブ」などに比べると腰はくびれていません。それでも、前肢を前に伸ばして振り上げる仕草は、ハチの触角を真似ているように見えます。
写真はどちらもオスのようで、茶臼山で見た個体は、倒木の周囲がお気に入りの様子で、縄張りを主張している様子でした。彼らは倒木やそれに発生する菌類を繁殖に利用しているということでしょうか?(それとも単に開けた場所がお気に入りなだけ?)