キバネフンバエ
双翅目 フンバエ科 体長約7mm
ヒメフンバエの例にならうと、この個体はメスのようです。
ヒメフンバエによく似た姿をしていますが、全体的に赤褐色が強いため見分けは容易です。翅の形状も「キバネフンバエ」のほうが全体的に丸みが強いようです。
写真は愛知・長野県境の茶臼山で撮影したものですが、自宅周辺では「ヒメフンバエ」は見ることはあっても「キバネフンバエ」はついぞ見かけたことがありません。逆に、茶臼山では両方見られることから、一般的に同じような生態といわれて入るものの「ヒメフンバエ」のほうがより広い生息環境に適応しているということのようです。