ウンモンチュウレンジ 

膜翅目(ハチ目) ミフシハバチ科  体長8mm前後

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この個体は脚の全てが「腿節が黒、脛節から先は明褐色」です。

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これは触角が長く、本種のオスと思われるます。

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こちらのものは脛節の途中から先が黒くなっている。

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ミフシハバチ科は触角の形状がブーメラン状で、代表種の「ルリチュウレンジ」のようにメタリックな体色のものが多くいます
本種の場合もメタリックな体色と前翅の中央部を横切る黒帯が特徴的です。
ただ、従来から「ウンモンチュウレンジ」「ツノキウンモンチュウレンジ」の2種とされているものには実際にはよく似た複数種が含まれているらしく、最近はいくつかの種に細分化すべきとの意見があるようです。

従来通りの分類では、本種は触角は黒くて脚の脛節が白っぽくて翅の地色がベッコウ色を帯びる、「ツノキ」は名前の通り触角が黄褐色で脚の脛節は後脚のみ白っぽく他の脚は全て黒褐色という違いがあるように見えます。
ただ、今回「ウンモンチュウレンジ」としたものの中でも脚の色合いについては差異があり、先端まで白っぽい明褐色だったり、途中から黒くなっているものなどがあって、これがishidaの誤同定なのか、種として違うのか、単なる個体差なのかも疑問に感じます。