ルリコンボウハバチ 

膜翅目(ハチ目)　コンボウハバチ科 　体長１５mm前後

まるで大型のアブのようなずんぐりした体形です。

腹部にはなんとも形容しがたいメタリックな輝きがあります。

コンボウハバチの仲間は多くが大型で、触角が棍棒状になっていることからの命名です。 本種も体長15mmほどと大型で、ずんぐりした体形も含めて非常に目立ちます。 掲載した写真では「ルリコンボウハバチ」という名前とは裏腹な感じで、むしろ「キンイロコンボウハバチ」とでも言いたい雰囲気ですが、特にメスにはこのような茶系の色合いのタイプも多いようで、図鑑で見るような濃いメタリックな青藍色のものには出会ったことがありません。(上の写真は複眼の大きさから全てメスのようです) 幼虫はタニウツギやノリウツギなどのウツギ科の植物を食草にするとのことで、主にやや標高の高い山地で見られます。