ナキイナゴ
直翅(バッタ)目 バッタ科 体長30mm前後
幼虫かと思ったら、翅の前縁が下向きになっているので成虫のメスでした。
こちらはあまり見かけない「長翅型」のメスのようです。
やや馬面で、全体に黄色がかった体色の小型のバッタ(イナゴ)です。オスの翅は通常は腹部よりも短く、後肢と翅をこすり合わせて「シャカシャカシャカ…」と続けてせわしなく鳴きます。メスは極端に翅が小さいのが普通で、初めは終齢の幼虫なのかと思っていましたが、時として翅がオス並みか、より長い「長翅型」が現れるとのことです。
主にススキ原などでよく見かけます。他のバッタと違い、成虫は6月頃から活発に活動し、真夏には姿を見かけなくなります。