メスアカフキバッタ
直翅(バッタ)目 バッタ科 体長35mm前後
フキバッタの仲間は主に山地に住み、翅が退化して飛ぶことの出来ないものが殆どです。 写真のものは色合いや分布から、「メスアカフキバッタ」としました。 名前の通りメスだけが赤いという特徴と、同じ場所に通常のミヤマフキバッタ(同属)が混棲しているため、「メスアカフキバッタのオス」(ややこしい)だとはっきりわかる写真がありません。(上の写真は全てメスです。) ------------------- 2012.09 追記 -------------------- 「バッタ・コオロギ・キリギリス生態図鑑」(北海道大学出版会)の記載を基に、写真を整理して「メスアカフキバッタのオス」を同定しました。 また、三河地方での生息状況は上で書いた「中央構造線が分布を分断」というよりは、中央構造線に沿って流れる「豊川」による分断のようです。 |
背面が茶褐色で、眼過線が前胸部後端間で続いているのと、尾端の形状で判断しました。
全体的に緑の部分が多い色合いのメス。