マダラゴキブリ
ゴキブリ目 マダラゴキブリ科 体長50m前後
沢沿いの葉の上で初めて出会う本種の成虫とご対面です。
沢沿いの落ち葉の上で見付けた幼虫は、とっても平べったくて隠蔽的です。
ゴキブリというと、一般にはあまりイメージのよくない昆虫ですが、本種も含めて人間に直接関わることなく暮らしている種がほとんどです。
この「マダラゴキブリ」は主に九州南部から沖縄諸島までに分布(八重山諸島には「ヤエヤママダラゴキブリ」が分布)する大型のゴキブリです。 渓流に依存して生活するため、主に森に囲まれた流れの脇などで見られ、幼虫は潜水もするそうです。 ただ、上述の「ヤエヤママダラゴキブリ」は一般に「国内最大種」と言われてネットでもかなり情報があるのですが、本種の場合はネット上でもあまり話題が少なく、何となく資料に乏しい気がします。 今帰仁村でも森の中の流れの脇で幼虫を見付けられるほどなので、成虫も容易に出会えると思っていたのですがなかなか出会いの機会はありませんでした。 |