大型でスマートな体形のキリギリスの仲間です。
体色は緑のものとやや赤みがかった褐色のものがいます。 細長い頭部をしていますが、ショウリョウバッタなどに比べても「首をすくめて顔が下を向いている」ように見え、さらには口の周りは赤くて毒々しいイメージがあり、顔付きとあわせて何となく気味が悪い印象を持ってしまうのは偏見でしょうか? 名前の由来も、噛む力が大変強くて、捕まえて草などから引き離そうとすると草などに噛み付いて離さず、首が千切れてしまうことからだそうです。
写真のような姿勢で、イネ科植物などの葉裏に身体を延ばして隠れることが多いように見受けます。
この仲間としては珍しく、成虫で越冬します。 (最初の写真は1月にバイクカバーをめくった時に発見した越冬中のメス) |