マミジロハエトリ 

ハエトリグモ科  体長5mm前後

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オス成体は黒い体に白い眉毛が目立ち、見間違いようの無いユーモラスな姿です。

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触肢の先端も白いボンボンを付けているようで目立ちます。

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脱皮中のネコハエトリを捕食。

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一見するとメスっぽい体色ですが、触肢の先端が肥大している亜成体オス。

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コガシラアワフキを捕食する亜成体オス。

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視線の先にメスをロックオン!メスに自分をアピールしながら接近します。

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こちらは成体メス。

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ヤミイロカニグモを捕食する成体メス。

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デーニッツハエトリを捕食する成体メス。

名前の通り、成熟したオスは黒い頭胸部前面の白い眉毛と触肢が目立ちます。

メスはネコハエトリなどと何となく似ていますが、黄褐色系ではなく黒褐色系の体色で頭胸部の後部に白い襟巻(首輪状紋)があります。
主に平地から山地までの広い範囲で、地上に近い草の上などでよく見られます。

年に2回繁殖期があるのか、それともオスのみが成熟した状態で越冬するのか、春から初夏にかけてと秋に成体オスを見かけます。
メスを見付けたオスは、前脚と触肢を左右に広げて小刻みに左右に動いたり、前脚を横に開いたりしながら自分の存在をアピールして接近します。
(触肢の先端が白いのも、メスに対する視覚的な効果があるようですね。)

他のハエトリグモと同様に未成熟なオスはメスっぽい体色です。