コガネグモダマシ 

コガネグモ科  体長10mm前後

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細長い体をこのように畳んで隠れます。

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夕方に網を張ったところ。

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このようにしていると目立ちません。

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この個体は触肢が膨らんでいるのでオス。

明るい体色で毛深くて細長いコガネグモの仲間ですが、一見して本家の「コガネグモ」にはあまり似ておらず、どこが「ダマシ」なのかはよく判りません。

普段は草の葉などに丸まっているためあまり目立ちませんが、オニグモのように夕方になると網を張り、朝には畳んでしまうようです。

「コガネグモ」は雌雄の体格の差が大きいと思うのですが、この「コガネグモダマシ属」はオスも極端に小さいわけではないようです。

昼間は脚を折りたたむようにして主に植物の長手方向に平行にとまっており、剛毛の生えた体とコントラストの低い色合いが相まって目立ちにくい効果があるようです。
また、ishidaの自宅周辺での生息数自体はあまり多くないようです。