アオオビハエトリ

ハエトリグモ科

体長4〜5mm程度

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オス成体は第一脚の腿節・脛節に長い毛が生えていて、白い膝節・蹠節・跗節も含めて目立ちます。

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自分よりも大きいムネアカオオアリを捕食するメス。

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アミメアリの移動巣から幼虫を奪って捕食するメス。

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このように、捕えたアリの頭部を前にして保持する行動は、アリからの攻撃を避けるため?

庭の地上や生垣の中などで普通に見掛ける小型のハエトリグモです。
いつも第一脚を持ち上げて小刻みに「万歳」のポーズをとる仕草が楽しいですね。

アリの通り道で待ち構え、前述の第一脚を盛んに振り上げてアリ同士が触角を触れ合って確認する「挨拶」のような行動を取り、隙を見てアリを捕らえたり運んでいる獲物や幼虫などを掠め取ります。

自宅前の庭や畑でもトビイロケアリやオオズアリなどの小型のアリ(時にはもっと大型のアリも)を捕食したり、アミメアリの移動巣から幼虫やサナギを奪い取ったりする行動がよく見られます。
アミメアリの巣の周りでは多数のアオオビハエトリが同じような行動をとっていました。
また、アリを捕らえた場合には必ずと言って良いほど獲物の頭部を前にして保持し、時には一見すると本当のアリのように見えることさえあります。
これは、食事中にアリが近付いてきた際に、仲間の頭部を見せることで仲間と勘違いさせ、攻撃されることを防ぐ効果があるのではないかと思われます。

また、シロアリの群飛などがあるとすかさず近寄って、巣の外に出た羽アリや職アリを捕える、更には周囲のアリがとらえたシロアリを横取りするなどの行動も観察できます。

体色はかなり変化が多いほうです。(逆に雌雄の差は少ない)
下の写真は雄(左側)が雌(右側)に求愛しているところ。(雌は拒否)
成熟したオスは第一脚の腿節・脛節に長い毛が生えていて、白い膝節・蹠節・跗節も含めて白黒のコントラストが目立ちます。
オスはメスに対して目立つ第一脚を前に突き出しながら見せることで求愛のアピールをするようです。

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オス(左)が前脚を前に伸ばして求愛のアピール。メス(右)は拒否…(^^;

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触肢でアブラムシを優しく刺激、分泌した甘露を触肢で受け取って舐めています。

また、まるでアリのようにアブラムシの甘露をなめる行動もとります。
上の写真はアブラムシの甘露をなめているところで、触肢で上手に受け取っています。
初めは「新発見の行動か?」とびっくりしましたが「校庭のクモ・アブラムシ」の解説にちゃんと書いてありました(^^ゞ。

オスの体色のいろいろ
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