YAMAHA TMAX (2013年式 TMAX530 ABS) そもそもishidaの場合、バイクに乗ると攻め応えを求めてしまうような傾向があり(絶対的な速さではありません)、なかなか「快適な移動手段」という観点は持っていませんでした。 当初はW650の後継としてTMAX2型(初期型に対してキャブレターからFI化、タイヤサイズやブレーキ変更などの改良がなされたもの)の中古車を探してもらっていました。 納車は2013年10月19日(土)にしましたが、当日は出勤日のため休暇を取る予定でした。 やっと翌週の土曜日に初ライドしましたが、しっくりこない感覚と台風28号通過後の強風吹き荒れる天候が相まってか、ちっとも良さが判りませんでした。 第一印象は ・シートに腰掛けるスタイルのため、どこに座ったらいいのか分からない。
後述の初ライドの印象も含めて自分の選択に対する自信が揺らいでしまった気もしてきて前途に暗雲が…ってちょっと大袈裟? |
------------ (TMAXインプレ〜というほどでもないけど)その @) ------------- 納車の翌週は週末にかけて再び台風の通過があり、雨の上がった土曜日の午後に(緊張の?)初ライドです。 フルカバーされて前面も側面も投影面積の大きいバイクですから、とにかく風の影響が大きく、風の強い今日のような日の場合、完全な追い風以外は常に色々な方向から力がかかっているようで乗り難いことこの上なしです。 せめて直進時は大型のスクリーンやカウリングがもっと風を防いでくれるものと思っていましたが、体の前面には吹き付けないだけで、腕や頭部、足元などはかなりの風にさらされます。 走りの第一印象は「マニュアルの4輪車でずっと3速のままであるかのような変速比」で走っているように感じます。(もちろん実際には変速比は変わっていますが) ヤマハ自身はTMAXのことをスクーターではなく「オートマチックスーパースポーツ」と標榜しているわけですし、世間でもそのように評価されて(特にヨーロッパ圏で)人気があるという認識ですが、乗ってみると「スポーツバイクのようなテイストのスクーターそのもの」という印象を受けました。 この日は結局70Km程の走行でしたが、慣れていないのに加えて天候の条件も悪くて「コーナリング感覚」を味わうまでには至らず、消化不良と違和感、疑問を抱えたままの帰宅となりました。 翌週も再び雨上がりの週末となりましたが、更に足を伸ばして渥美半島先端の伊良湖岬まで足を伸ばして見ました。 加速感やアクセルワークについては徐々に感覚がつかめてきた感じです。 この日はお出掛けついでに写真撮影(^^)。こういう時はシート下のスペースは撮影機材を収納するのにうってつけで、ここはスクータータイプの美点ですね。
しかし、この日は100Km以上走ったにもかかわらず、前回の疑問に対する答えはまだ見つかりませんでした…詳しくは続報(?)を待ってね。 ------------------------ (TMAXインプレそのAに続く) --------------------------- |